現在行われている三重代表の津商業対、和歌山代表の智弁和歌山の試合。
試合は智弁和歌山が好打で先制するも、その後の津商の巧妙なバント攻撃を前に、守備陣が乱れました。

津商業野球部2015甲子園メンバー出身中学

津商の先発は板倉投手

7回まで智弁和歌山打線相手に好投しますが、
熱中症の影響で両手を吊り
一度は手入れでマウンドに戻りましたが、
最終的に交代しました。

津商の板倉の球速と出身中学

津商の板倉投手は身長175センチと、
特別恵まれた体格でもないですが、
球速130キロ半ばの切れのあるストレートと、
多彩な変化球とコントロールで三重大会で活躍しました。

津商板倉球速出身中学

今年の津商野球部のベンチ入りメンバーは、
全員地元三重出身の選手しかいないですが、
エースの板倉くんも三重の中学出身です。

板倉選手の出身中学は「組合立多気中学校」というところで、
同校出身の甲子園球児ということで、
地元からは暖かい声援をもらっているそうです。

今日の智弁和歌山戦は、
仮に9回まで投げてたとしたら、
もっと、失点を防げたことでしょう。

次の2回戦の戦いに期待したいです!

津商の宮本健太郎監督のバント戦略

今日の津商は智弁和歌山相手に、
徹底したバント攻撃で流れを得ました。

先制点こそは許したものの、
単打や四球で出したランナーを、
着実に2塁に送り、相手守備をゆさぶりました。

終わってみれば、智弁和歌山相手に9得点
そのうち智弁和歌山のミスによる恩恵も強かったのです。

津商宮本健太郎監督バント

津商の監督は宮本健太郎さんで、
若くて、かっこいい感じのお方。

今日、津商の監督として甲子園初勝利を挙げると、
「夢の続きを見ているみたい」と感動してました。

エースが熱中症で降板した後も、
冷静な態度で、堂々と采配を続けました。

8回の裏に智弁和歌山打線に2ランを打たれた後も、
宮本監督は、石川投手に優しい顔で、
まるで「落ち着け」といった感じで支えました。

エースの板倉投手は、
最後まで投げれなかったことが悔しかったそうですが、
継投した石川投手への信頼も厚く、安心してマウンドを任せられたそうです。

堅実な投打で甲子園最多勝利の高嶋さん率いる智弁和歌山に勝てたことは、
津商高校野球部の今度と、宮本監督のこれからの経歴に、大きな色をつけたことでしょう!

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