春の甲子園が待ち通しい時期ですが、
昨日、選抜に出場できる全高校が発表されました。

21世紀枠では伊万里と富島高校が選ばれ、
連日、メディアを沸かせています。

特に富島高校は前身の高校が1916年創立されて、
初めての甲子園出場ということで、
歴史の長い高校の、ようやくの甲子園出場に地元は大盛り上がりです。

富島高校の浜田監督は、
技術よりも先に心が大切し、
かなり変わった指導をされているそうです。

浜田監督は富島高校よりも前には、
2008年に宮崎商業を率いて、
夏の甲子園出場を果たしています。

指導力の高い監督に導かれて、
選手たちも幸せだと思いますが、
具体的にどのような指導があったのでしょうか?

富島高校の主将・中川大輝はバイトで遠征費を稼いでいた(建築関連)

浜田監督は選手に派手なガッツポーズを許さず、
昨年の秋の大会で好調だったチームにて、
厳しく指導を行い、球場に見にきてる高校野球ファンの心を奪いました。

最近の高校野球というのは、
派手なガッツポーズが当たり前になっているので、
こういう高校が登場するのは嬉しいですね!

また、さらに斬新に思うのは、
部員に遠征費を稼ぐために、
アルバイトをさせていたことです。

多くの野球部がバイトを禁止にしたり、
そもそもそのような時間が設けられなかったりしますが、
浜田監督の考えは違ったようです。

高校でバイトを経験した選手が、
甲子園に出場できるなんて、素敵な時代じゃないですが!

しかし、選手は主にどのようなアルバイトをしていたのでしょうか?

主将でチームの中心的な中川大輝選手は、
建築関連の現場でバイトをしていたそうです。

建築のバイトといえば、
高給ではありますが、
大人になって厳しい仕事・・・、
それをしっかりとこなせた中川選手はすごいですね!

他のチームのはない精神力を持ったチームということで、
他の高校と違った個性で人気が出そうです。

きっと、建築の現場で一緒に汗を流した仲間達は、
中川選手のことを誇りに思って応援することでしょう!

今後も多くのチームが、選手にアルバイトを許してくれれば、野球の敷居自体が低くなり、高校で野球をやりたいと思う選手が増えることでしょう。

今の時代は珍しくても、将来的には当たり前になってても良いなと思う指導でした。

こういう高校がベスト8まで残ってくれたら、きっと世間も見る目を変えることでしょう。

ちなみに自分は高校時代に、バイト先の仲間に高校球児がいました、そこまで意識の高い子ではなかったですが、学校に秘密にしてて大変そうでした・・・・涙。

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