2015年度の神宮大会を制したのは、
まさかまさかの古豪「高松商業」でした。

高松商業野球部メンバー出身中学

劇的な結果に、叔父さんの高校野球ファンは興奮したことでしょう。やや若めの自分は、間が空いてから感動しました・・・笑

高松商業は1996年の夏の甲子園を最後に、甲子園には顔を出してなかったのです。

96年といったら、松坂投手も登場してない時代・・・まさしく古豪という言葉が似合う高校ですね。

高松商業のエース・浦大輝

高松商業のエースは浦大輝投手。
これまでに、あまり取り上げられたことのない投手です。

しかし、目視してみると、球速は140キロ前後を記録し、
四国大会では多くの大会を投げ抜いたスタミナも持っていました。

世間で有名になっていないだけで、実はすごい投手って全国に多くいるんでしょうね・・・・。

浦大輝さんの出身中学は高松北中で、がっつり高校の地元の選手ということになります。

そして、今更気づきましたが、浦大輝さんの生まれた年は1998年!まさかの松坂が甲子園で躍動してた時代です!

ってことで、前に高松商業が甲子園に出場した1996年には、浦大輝さんは生まれてもいなかったということです・・・すげー、若い子。

浦大輝は急病で39度の熱と戦った!アクシデントに負けないのはチームメイトの絆の強さ!

実は浦大輝さんは、神宮大会の途中で急病にかかり、
本調子でない中、大会を戦っていたのです。

高松商業のもうひとりの投手である多田投手と共に踏ん張って得た優勝だったのです。

これまでの試合でチームの中心であった浦大輝さんの熱は、チームにとっては最悪の状況。それでも仲間ひとりひとりが必死になって「0」を守ったのです。

浦大輝高松商業球速MAX出身中学

神宮大会の決勝の相手は、今年の春の王者である敦賀気比。
エースが先発のマウンドに立てないということで、試合前の予想の多くは、高松商の敗北を見てたことでしょう。

浦大輝さんは5回の途中からマウンドに上がり、
本調子でない中、必死の力投を見せました。

結果、8回時点で0−3だったスコアを、
たったの2回で8点を奪い、8−3で優勝を決めたのです。

浦大輝さんは自分の体調不良に対して、
「ごめん」と謝り続けていたそうです。

エースの責任と、それを見かねたチームメイト・・・やっぱり高校野球って良いものですね!

おすすめの記事