先日、上田東高校の身長168センチのエース草海投手が、
日大宮城の試合に登板し、相手の強力打線をシャットアウト!
体の小さなエースが甲子園で躍動する姿に、多くの野球ファンが熱狂しました。
そして、奈良代表の天理高校にて、
さらに身長の小さなエースがいるのです。
その名は「斎藤佑羽」選手です。
身長はわずか166センチのようです。
斎藤投手は天理高校にあってエースピッチャー、
強豪校のエースナンバーを、体の小さな選手が背負うとかっこいいですよね!
小さな選手の躍動。天理の斎藤も話題になるか?
かつて、甲子園では、幾度も体の小さな選手が話題になってきました。
記憶に新しい選手で、花巻東の佐藤くんと千葉翔太くん。
体が小さい特徴をポジティブな利点として活躍していたのです。
投手でも当然、小さなエースが躍動することがあります。
個人的に一番好きなのは、
2006年の静岡商業の大野健介投手。
「小さな大エース」という愛称で、
甲子園のマウンドで活躍!
可愛らしい笑顔も特徴で、
泥臭い甲子園のマウンドが、甘い空気になったのは不思議でした。笑
天理高校の斎藤投手は、骨折の影響で、
地区予選の試合には登板できませんでした。
まだまだ、これから話題になる可能性があるので、注目してみましょう!
天理の斎藤は骨折で試合に出れなかった・・・
今年の天理高校はエース不在のまま奈良大会に挑み、
見事に優勝し、甲子園への切符を手にしました。
つなぐ打線でコツコツと得点を重ね、
エース不在ながら、必死に0を守り抜き、
最終的に甲子園へ出場!
なかなか高校野球では見れないドラマでびっくりですね!
夏の甲子園大会中にケガに泣かされた投手は何人も知っていますが、大会前に試合に出れずに、甲子園で復帰のパターンは珍しいです。
斎藤佑羽くんが負ったケガとは、
左手中指の骨折。
奈良大会が始まる前のケガで、当初は多くのファンが、
智弁学園の甲子園を確実視したことでしょう。
明日の斎藤投手の甲子園のマウンドは、
エースに代わって投げた仲間たちからの、
大きな授かりものとなることでしょう。
明日の甲子園初戦の創成館(長崎)戦が、
実質、斎藤投手のこの夏初登板。
どんなピッチングを見せてくれるのか?
プレッシャーに負けないで、
大きなドラマを作ってほしいです。
斎藤投手はコントール主体の投手で、
制球力に定評があるみたいです。
セットポジションから打者の厳しいコースに、
ガンガン投げ込んで打ち取るタイプで、
監督からはゲームを作る能力を評価されています。
2006年の大野健介に続いて、
「小さな大エース」に輝いてほしいです!