今日、甲子園の2日目、「花巻東」対「専大松戸」の試合は4−2で花巻東が勝利しました。
    専大松戸の先発はエースの原嵩投手、大会注目投手ではありましたが、意外なことでリズムを崩し、失点を許しました。

    専大松戸 原 中学

    専大松戸の原投手は185センチの長身を武器に、
    球速はMAXで148キロを超えるなど、
    パワーで打者を押し切る、気持ち良いピッチングが注目でした。

    茨城出身の原投手は中学から注目された逸材で、
    長山中学時代に在籍した竜ヶ崎シニアでも、
    県内きっての逸材として、全国から注目されていました。

    そんな原選手ですが、
    昨年の7月に母とお別れをしていました。

    専大松戸の原は母想いの親孝行球児!

    専大松戸は千葉県の決勝戦にて、
    習志野高校を相手に勝利し、
    甲子園への切符を手にしてました。

    原選手はその甲子園を決めた決勝戦にて、
    満塁でのランニングホームランを放っていました。

    そのホームランボールを母の元に置き
    姉と共に手を合わせたといいます。

    生前、原さんの母は食事から何まで、
    野球に特化し、応援してくれたみたいです。

    原さんは兄さんの影響で野球を始めた末っ子で、
    母は、ずっと末っ子の試合に駆けつけ
    心身になって応援してくれてたそうです。

    甲子園が始める前、原選手は、
    「両親がずっと望んだのが甲子園出場。自分のプレーで1日でも長くいられるように、一試合でも多く勝ちたい。」
    と語っており、甲子園の舞台で親孝行を願いました。

    専大松戸の原は二段モーションへの警告がされていた?

    今日の専大松戸対花巻東の試合の中で、
    原投手が、審判に何やら注意されている場面が何回かありました。

    原投手が心配に注意されていたのは、
    「二段モーション」だったらしく、
    その警告でフォームが変わって、
    投球のリズムに響いてしまったそうです。

    専大松戸 原 母

    結果的に、花巻東打線に失点を許し、
    試合には負けてしまいました。

    試合が終わった後に、原投手は悔しそうに、
    「もうすこし自分のピッチングがしたかった」とコメントしています。

    実際に、原投手の二段モーションといわれるピッチングを見てみましたが、
    投げ出すように足を出し、溜めを作って、投げ込むと、
    マリナーズで活躍するかつての岩隈投手ほど極端ではないフォームでした。

    二段モーションの基準は昔から言われていますが、
    原投手のフォームは、確かに見方によっては、
    二段モーションと見られても仕方ないと思います。

    しかし、千葉大会では特に注意はなかったそう・・・。
    この審判の基準がばらけていることが、今後の高校野球の課題になることでしょう。

    奇しくも、今日敗北した花巻東は、
    数年前に打線の要の千葉選手の「カット打法」を注意されて、涙をのんだチームでした。

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