曽我部直樹という選手を知っている人は少ないと思いますが・・・。
実は阪神の歴代の外野手の中でも、肩の強さが異常に強いということで、最近認知されている方なのです。

曽我部直樹強肩オリックス

曽我部直樹さんは阪神に4年間在籍してましたが、
なかなか出場機会には恵まれなかったみたいです。

そんな曽我部直樹さんが、
なぜ、今になって話題になっているのか?

それはユーチューブにアップされた、
現役時代の曽我部直樹さんの、
外野からセカンドまでに投げる返球のスピードの速さです。

2002年の8月の巨人戦の終盤。
東京ドームにて、披露されたプレーです。

強肩=ノーカットのレーザービームという印象の人は多いと思いますが、
この動画での曽我部直樹さんのプレーは、単なる内野への返球なのです。

カットだけでもわかる肩の強さ・・・

曽我部直樹さんの現在と肩の評価

曽我部直樹さんはアマチュア時代から肩の強さが有名で、
阪神に入団したばかりのときから、
新庄を超える肩の持ち主と、コーチ陣の評価が高ったのです。

なかなか一軍に上がれなかった曽我部直樹さんですが、
2軍時代には2000年と2001年に、
2年連続のホームラン王に輝き、打撃の実力はあったとされています。

2002年には、守備中にアキレス腱を断裂してしまい、
さらに出場機会が減ってしまったのです。

その後にはロッテに入団テストを経て入団しますが、すぐに戦力外。
用具係を経て、2011年に岡田監督の誘いでオリックスの関係者になったといいます。

正直、もっと1軍で曽我部直樹さんのプレーを見てみたかったですね。
(特に守備)

ユーチューブの曽我部直樹さんの返球の動画は、
どこにでもありえそうな単プレーにもかかわらず、
再生回数が300万回を超え、コメント数は200を超えます。

ネット社会になって、引退後に話題になるなんて、ちょっともったいない気もしますが、
これぐらいが「もっとみたかった」と惜しい気持ちが出て、ちょうど良いかもしれません。

これから、曽我部直樹さんのように、
一部のプレーだけでドッと話題になるスポーツ動画が増えることでしょう。

選手としての歴史の残り方は、
今後、どんどん形に残っていくことでしょう。

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