
2022年は野球界で数々の歴史的快挙が達成されました。完全試合や三冠王など、まだみなさんの記憶に新しいのではないでしょうか。そこで今回は2022年に達成された野球界日本人選手の個人記録をまとめてみました。偉業達成者である佐々木朗希 成績なども合わせてご紹介いたします!
佐々木朗希選手が完全試合達成
2022年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)にて、史上最年少の20歳5か月で完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希選手。完全試合は1994年5月18日に巨人・槙原寛己投手が達成して以来、実に28年ぶりの快挙となりました。
完全試合とノーヒットノーランの違いですが、完全試合とは先発投手が対戦チームの打者を1度も塁に出すことなく、無安打、無失策、無四死球、無得点で勝利を収めることで、英語では「パーフェクトゲーム」と言います。無安打無失点で勝っても、安打以外で出塁があった場合は完全試合ではなく「ノーヒットノーラン」になります。
日本のプロ野球史上、これまでに完全試合を達成したのはたった16人となり、いかに難しい記録であるかが分かりますよね。
2022年シーズンの佐々木朗希 成績
登板 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | HP | 勝率 | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
20 | 9 | 4 | 0 | 0 | .692 | 129.1 | 173 | 2.02 |
2023年シーズンの佐々木朗希 成績(2023年7月8日時点)
登板 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | HP | 勝率 | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
11 | 6 | 2 | 0 | 0 | .750 | 72 | 107 | 1.50 |
村上宗隆選手が史上最年少で三冠王
2022年10月3日のDeNA戦(神宮)で56号ソロアーチを放ったヤクルト・村上宗隆選手。この時、世界のホームラン王・王貞治選手(巨人)が昭和39年に記録したシーズン55本塁打を58年ぶりに更新し、日本人登録選手のシーズン最多新記録を樹立しました。
そして村上宗隆選手はシーズン終了後に首位打者、ホームラン王、打点王の3つのタイトルを獲得。2004年の松中信彦選手(ダイエー)以来、18年ぶりとなる三冠王に輝きました。また、22歳での三冠王達成は史上最年少となります。
2022年シーズンの村上宗隆 成績
打率 | 試合 | 打席数 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 得点 |
.318 | 141 | 612 | 487 | 155 | 21 | 1 | 56 | 134 | 114 |
2023年シーズンの村上宗隆 成績(2023年7月8日時点)
打率 | 試合 | 打席数 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 得点 |
.228 | 75 | 316 | 259 | 59 | 11 | 0 | 12 | 38 | 35 |
大谷翔平選手が2ケタ勝利&2ケタ本塁打
ロサンゼルス・エンゼルスで活躍する大谷翔平選手は、2022年8月9日のアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。6回無失点の好投でMLBでは自身初の2桁勝利となる10勝目を挙げました。
また、打席でも7回に25号ソロホームランを放ち、「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルース選手が1918年に達成して以来、104年ぶりに2ケタ勝利&2ケタ本塁打の偉業を成し遂げました。
大谷翔平選手が規定投球回&規定打席に同時到達
104年ぶりに2ケタ勝利&2ケタ本塁打を達成した大谷翔平選手ですが、2022年10月5日のアスレチックス戦に「3番投手兼DH」で出場。1回を三者凡退に抑え規定投球回(162回)に到達しました。これにより、MLB史上初となる「規定投球回(162回)&規定打席(502打席)」にダブル到達を果たしました。
2022年シーズンの大谷翔平 成績
投手成績
登板 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | HP | 勝率 | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
28 | 15 | 9 | 0 | 0 | .625 | 166 | 219 | 2.33 |
打撃成績
打率 | 試合 | 打席数 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 得点 |
.273 | 157 | - | 586 | 160 | 30 | 6 | 34 | 95 | 90 |
2023年シーズンの大谷翔平 成績(2023年7月8日時点)
投手成績
登板 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | HP | 勝率 | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
17 | 7 | 4 | 0 | 0 | .636 | 100.1 | 132 | 3.32 |
打撃成績
打率 | 試合 | 打席数 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 得点 |
.296 | 87 | 389 | 334 | 99 | 15 | 5 | 31 | 68 | 61 |
まとめ
今回は佐々木朗希 成績など、昨シーズンに達成された野球界の快挙についてまとめてみました。2023年6月15日にはエンゼルス・大谷翔平選手が、近代MLBでは初となる本塁打と被打率の両方でトップに立ち、また一つ新記録を打ち立てたと話題になりました。今年も野球界が熱い!さらなる偉業達成に期待です!