オールスターゲームが開幕!2023年シーズンの最多得票選手は阪神・近本!

7月19日、20日に2023年のオールスターが行われます。今シーズンは山本由伸投手、佐々木朗希投手、宮城大弥投手などWBCで日本代表を優勝に導いた選手たちがその実力を見せてくれています。シーズン開幕前から盛り上がりを見せるプロ野球で、活躍を見せている選手が出場するオールスターは要チェックですよね!

プロ野球のトップが集結するオールスターにファン投票の最多得票で出場する選手が誰なのか気になりますよね。そこで今回はそんなオールスターの最多得票選手をまとめていきます。

2023年最多得票選手は阪神・近本光司選手

2023年6月28日16時00分に発表された2023年オールスターファン投票の結果、阪神の近本光司選手が769,587票で見事1位に輝きました。阪神は近本選手だけでなく、先発(村上頌樹投手)、中継ぎ(岩崎優投手)、抑え(湯浅京己投手)、捕手(梅野隆太郎選手)、一塁(大山悠輔選手)、二塁(中野拓夢選手)、三塁(佐藤輝明選手)、遊撃(木浪聖也選手)と全てのポジションで1位を占める快挙を達成しました。

最多得票を獲得した近本選手は「僕も正直、びっくりしています。そこまで(票を)入れていただいたことで、いつもと違うプレーを見せないといけないのかなという気持ちもあります。多くのファンの方に見せられるプレー、そういったところを全力でやっていきたいです」とコメントしています。

歴代最多得票は阪神・今岡誠さん(2003年)

この年の阪神は18年ぶりにリーグ優勝を果たし、そのチームでトップバッターとしてチームを牽引した今岡誠さんが1,588,712票を獲得し、歴代1位の得票数を記録しました。それまでの最多得票は1996年にオリックス・イチローさんが記録した1,346,504票でしたが、そこから30万票も上回る記録です。

ちなみに、この年のセ・リーグ外野手1位が金本知憲さんの152万票、2位が赤星憲広さんの147万票、3位が濱中おさむさんの141万票と他球団を圧倒する数字となっていました。また、投手を除く全ポジション1位を阪神の選手が占める快挙も達成しています。

史上最多得票数1位は王貞治さんの11回

868本塁打という世界記録をもつ王貞治さんが最多得票回数の1位となっています。王さんのオールスターでの記録で歴代トップ3に入っている記録が

  • 出場:20回(1960年 - 1964年、1966年 - 1980年)
  • 出場試合:58(歴代1位)
  • 通算打数:188(歴代1位)
  • 通算犠飛:3(歴代1位)
  • 通算四球:33(歴代1位)
  • 通算得点:25(歴代3位)
  • 通算本塁打:13(歴代2位タイ)
  • 通算塁打:87(歴代3位)
  • 通算打点:31(歴代2位)

です。また、2年目の1960年から現役最終シーズンの1980年まで21年連続でオールスターゲームにファン投票選出され、ファン投票選出回数(21回)、連続選出回数(21回)ともに野村克也さんと並ぶタイ記録となっています(1965年のみ怪我のため出場辞退)。

レギュラーシーズンでも数多くの記録を残している王貞治さんですが、オールスターでもとてつもない記録を残していますね。

最後に

ファン投票により阪神から10名が選出され、1チームから選出される選手の最多記録を更新し、最多得票は近本光司選手が輝きました。2003年のような100万票を超える選手が多くいるわけではないことから分かるように、選手の評価が拮抗してきている中での最多得票というのは価値がありますよね。近本選手にはルーキーイヤーで見せたサイクルヒットのように記録にも記憶にも残る活躍を期待したいところです。

7月5日に選手間投票での選出、監督推薦での選出される選手が出揃い、19日バンテリンドームナゴヤ、20日MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で試合が行われます。ペナントレースから離れ、年に一度のお祭りということで、今から試合が待ちきれませんね!

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