2年連続の最下位から巻き返しを誓う!中日の若手注目選手3選!

2024年4月9日、8年ぶりに首位にたつ中日ドラゴンズ。接戦を守り勝つ戦いぶりは最下位だった昨年、一昨年と比べると全く別のチームのようで、2010年代の“強竜”と呼ばれた頃とオーバーラップしますよね。

中日ドラゴンズの若手で2024年シーズンにチームを救う活躍が期待され、注目すべき選手を3名紹介します!

中日ドラゴンズ注目の若手選手2024年版

今回紹介するのは

  • 田中幹也
  • 三好大倫
  • 根尾昂

の3名です。順番に解説していきます。

田中幹也

基本情報

出身地:神奈川県愛甲郡愛川町

生年月日:2000年11月28日

身長/体重:166 cm/68 kg

選手情報

投球・打席:右投右打

ポジション:二塁手、遊撃手

プロ入り:2022年 ドラフト6位

年俸:655万円(2024年)

50m走5.9秒、大学通算48盗塁を記録した俊足が武器で、守備では、的確なポジショニングと打球反応の良さで好守を連発しています。

大学3年生で「潰瘍性大腸炎」を発症するも見事復帰

亜細亜大学3年夏に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」と診断され入院、秋に大腸全摘出の大手術を受けました。その後、リハビリを重ね、4年春のリーグ戦で本格的に試合復帰します。

2022年4月14日の第2週最終日の対國學院大學3回戦では日本大学時代の真中満と並ぶ、1試合6盗塁を決めリーグタイ記録を刻む活躍を見せました。

プロ1年目は怪我に泣く

プロ1年目の2023年は、春季キャンプで一軍メンバーに抜擢され完走すると、オープン戦では、一時首位打者に浮上する活躍を見せ、開幕スタメンも大いに期待されました。

しかし、3月19日の試合中に右肩を脱臼しチームを離脱することになりました。その後は右肩鏡視下バンカート修復術という患部の手術を受けるなど、怪我に泣かされました。

プロ2年目で覚醒を予感させる活躍を見せる

プロ2年目の今季は開幕スタメン(2番セカンド)を勝ち取り、首位に立つチームを救う打撃、守備を見せています。

三好大倫

基本情報

出身地:香川県大川郡白鳥町(現:東かがわ市)

生年月日:1997年9月28日

身長/体重:179 cm/83 kg

選手情報

投球・打席:左投左打

ポジション:外野手

プロ入り:2020年 ドラフト6位

年俸:860万円(2024年)

経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

香川県立三本松高等学校

JFE西日本

中日ドラゴンズ (2021 - )

50メートル5秒8の俊足と遠投110メートルの強肩、積極的な打撃が持ち味のリードオフマンです。

JFE西日本時代

香川県立三本松高校卒業後はJFEスチールに入社し、JFE西日本でプレーしました。入社3年目まで投手として、4年目からは俊足と強肩を生かすため外野手に転向しました。

プロでは代走や守備固めで経験を積み、いよいよ覚醒

2021年の春季キャンプでは、ルーキーの中で唯一、一軍キャンプメンバーに抜擢されました。プロ1年目のフレッシュオールスターに選出されるなど、活躍も期待されましたが、一軍の出場はありませんでした。

2022年2023年は代走や守備固めで出場し、経験を積むと、2024年のオープン戦で才能が開花。安打数でトップ争いをするなど成長を見せ、開幕スタメン(1番センター)を獲得すると、首位に立つチームのリードオフマンとして活躍しています。

根尾昂

基本情報

出身地:岐阜県吉城郡河合村(現:飛騨市)

生年月日:2000年4月19日

身長/体重:177 cm/84 kg

選手情報

投球・打席:右投左打

ポジション:投手

プロ入り:2018年 ドラフト1位

年俸:1600万円(2024年)

プロ入り後は遊撃手・外野手として出場していましたが、4年目の2022年シーズン中に投手へ転向しました。オーバースローから最速154km/hのストレートと、スライダー・フォーク・カットボール・ツーシームを投げ、2024年からは球団OBの今中慎二さんに教わったというカーブを投げています。

 毎年活躍が期待されるもの応えられず

4球団競合の末、ドラゴンズに遊撃手として入団した根尾選手ですが、プロ入り後は思うような結果を残せず2022年シーズン途中に投手へ転向することとなりました。

投手転向後は随所にポテンシャルの高さを発揮していますが、制球が定まらないこともあり、期待される活躍はまだできていないようです。

真面目すぎるが故に一度体のメカニックがズレると引きずってしまうようで、そのあたりのメンタル強化が活躍の鍵となるともいわれています。

最後に

今回は中日ドラゴンズの若手注目選手2024年版として紹介してきました。プロ野球の話題となると、球界最高身長の巨人の若手選手、秋広優人選手らが注目をあつめますが、今回紹介した3選手はそれ以上に実力で注目を集めることが期待されています。

田中選手、三好選手は開幕から1,2番を務めチームに勢いをもたらしています。

根尾投手にもチームを救うピッチングが期待されていますし、3選手が大活躍して、2011年以来のセリーグ制覇、2007年以来の日本一というシーンを見たいですね!

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