現在、日本プロ野球界の中で、久保康友投手ほどの高速クイックを投げれる投手はそうはいない。
久保康友投手のクイックが高速化させられたのは横浜に移籍するよりも前。
社会人時代には1秒を切るスピードでクイック投法で投げれたという。

久保康友性格

久保康友投手、クイックを早くしようと意識して練習し、
現在のように、球界でナンバーワンスピードのクイックを取得したのだ。

ただ、なぜ、彼がここまで高速クイックを極めたのか?
その理由がとても面白い。

もともと、久保投手は社会人野球時代から、
クイックを早くすることに意味を感じ、
練習自体は続けていたという。

それがプロに入ってから本腰が入り、
理由について聞かれ、久保投手はこう答えている。

「常に150キロを投げたいし、ビックリするような決め球が欲しい。それは今も追い求めているけど、そう簡単にはいかない。人とは違うスタイルで生き残ることを考えた時に、クイックという手段があった」

自分なりの生き残りの手段・・・・。
確かに、クイックを極めて、
組み立てを考えるような投手は他にはいない・・・。

かなりユニークな目のつけどころで、
まるで、漫画の世界の絵空事のように思えるが、

実際に昨年は12勝という数字を残し、
今年は開幕投手を務めた。

久保康友投手のクイックがいつまで通用し、
その投法が、後の球界にどのような影響を残すのか?
今からでも、考えてみると面白いと思う。

久保康友さんの嫁さんは、
高校3年生の頃から交際を続けていた一般の方のようです。

久保投手と嫁さんは、しばらく遠距離が続いていましたが、
一途に現在の嫁さんのことを想い、暇さえあればマメに実家にあいさつに向かっていたそうです。

特別、プロポーズの言葉はなかったようですが、
互いに心の距離を縮めていく中で、必然と結婚という選択をしたようです。

久保康友さんは、嫁さんとの結婚について、
「一緒にいて安心できる人です。付き合う時も、結婚も、自然とそういうことになった」とコメントしています。

高校の同級生と結婚される方って、
付き合っている期間の中に、
たくさんの別れと復縁があったりしますが、
久保さん夫婦はずっと仲が良かったみたいです。

ちなみに、嫁さんは久保さんについて、
「まじめで言葉は少ないですが、大切にしてもらっていることが良くわかる」
とコメントしています。

実に誠実で、真面目な性格であると、
嫁さんとのなれそめを聞くとわかりますね。

野球の面でも、先輩や後輩への気遣いも素晴らしく、
人間的に、とても真面目な性格の人物だということがわかります。

しかし、久保さんの性格について、
一時期、共にバッテリーを組んでいた、
里崎捕手が、自分の本の中で、

久保さんがサインミスでスライダーを投げて打たれた試合。
里崎さんはフォークを要求していたため、久保さんにミスの確認をすると、
久保投手はサイン通りにフォークを投げたと主張し、試合後にスローモーション確認すると、明らかにスライダーの握りをしていたと。
しかし久保さんは、自分は2種類の握りからフォークが投げれると主張し、最後までサインミスを認めなかったという。

実際に、2種類の握りでのフォークが投げれるのか・・・。
これは久保康友投手本人にしかわかりません。

やはり、男として生きる以上、
自分の仕事にプライドってのがありますよね。

個人的には、だからといって、久保康友投手の性格が、
特別悪いとは思いません。

さっさと、次のことに切り替えさせてあげるのも大切じゃないかと・・・。
打たれて痛いのは、ピッチャーも同じなんですから。

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