巨人、横浜、そして現在阪神でプレーしている鶴岡一成捕手が引退を発表しました。

球団には既に申し出ており、球団側も本人の意向を最大限に尊重し了承済み。今日29日にも正式発表し会見する予定だ。猛虎でも安定したリードで投手陣をけん引したベテランが21年の現役生活に幕を閉じる。
引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160929-00000000-spnannex-base

ベテラン捕手として、他球団の若手の良い見本になった選手。
プレーだけでなく人柄でも愛され、この引退はたくさんの若手から惜しまれそうです。

鶴岡一成が引退(会見は?)

神港学園から1995年ドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団。2008年途中にトレードで巨人に移籍し、12年にフリーエージェント(FA)権を行使しDeNAに復帰。13年に最多108試合に出場したが、翌14年に阪神からFA移籍した久保の人的補償で阪神入りした。

堅実な守備力で猛虎でも勝利に貢献。昨季は捕手陣ではチーム最多となる57試合で先発マスクをかぶった。特に藤浪の成長をアシストし、球団捕手では最も数多くコンビを組み、28日現在、通算33試合で先発バッテリーを組み19勝6敗で勝率・760を誇るなど、功績は申し分ない。

引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160929-00000000-spnannex-base

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捕手としてのリードは申し分ない鶴岡選手。
今の阪神の正捕手育成には必要不可欠な存在です。

正直、阪神の若手捕手が育っているかといえば・・・、
まだまだ鶴岡選手の力が必要な気がしてなりません。

良いリードをするキャッチャーを育てるのは非常に難しいこと。
中日では谷繁捕手が引退し、巨人の阿部選手はコンバート。

ベテラン捕手がどんどん現役から遠のくのは、何か危機感を感じてしまいます。

年齢はいっていても、こん時期の引退は想像できませんでした。
引退を決めた具体的な理由が早く知りたいですね。

鶴岡選手の引退会見は29日の今日にも行われるようです。
その会見での言葉一つ一つがファンの心を締め付けることでしょう!

鶴岡一成は戦力外にならず生涯年俸が地味に凄い?

これまでの巨人、横浜、阪神と3球団を渡り歩いたベテラン選手です。

第一線のスーパースターというわけではないですが、
常にチームに必要とされる貴重な存在でした。

年俸も2005年に1000万を超えると、そこからは安定して2000万、3000万と、
そしてベテランになって以降は4000万と、地味に生涯年俸がすごいのです。

2016年 4200万円 阪神タイガース 40
2015年 3800万円 阪神タイガース 40
2014年 4000万円 阪神タイガース 40
2013年 4000万円 横浜DeNAベイスターズ 10
2012年 4000万円 横浜DeNAベイスターズ 10
2011年 4000万円 読売ジャイアンツ 43
2010年 4300万円 読売ジャイアンツ 43
2009年 3000万円 読売ジャイアンツ 43
2008年 2100万円 読売ジャイアンツ 43
2008年 2100万円 横浜ベイスターズ 57
2007年 2200万円 横浜ベイスターズ 57
2006年 1500万円 横浜ベイスターズ 57
2005年 1100万円 横浜ベイスターズ 57
2004年 700万円 横浜ベイスターズ 57
2003年 750万円 横浜ベイスターズ 57
2002年 670万円 横浜ベイスターズ 57
2001年 570万円 横浜ベイスターズ 57
2000年 510万円 横浜ベイスターズ 57
1999年 470万円 横浜ベイスターズ 57
1998年 450万円 横浜ベイスターズ 57
1997年 430万円 横浜ベイスターズ 57
1996年 420万円 横浜ベイスターズ 57

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ドラフト5位に横浜に入団すると、2008年に真田投手とのトレードで巨人へ。
そして2012年にFAで横浜にカムバックし、2014年は阪神から横浜に移籍した久保投手の人的補償として阪神に移籍しました。

影のヒーローという言葉が似合う、鶴岡捕手のプロ野球人生を象徴する数字だと思います。

堅実に活躍を続けても稼げるのがプロ野球、夢がありますね!

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