前橋育英から西武ライオンズに進んだ、ルーキーの高橋光成投手。
高橋光成選手は先日、地元でのイースタンの試合に登板し、
荒れた内容を記録してしまい、多くのファンを心配させている。
高橋光成選手は高校時代に、
前橋育英のエースとして、
夏の甲子園で優勝したのが記憶に新しい。
プロ(1軍)での登板が早くも期待されているが、
実際にそんなすぐには上がれなさそうだ。
高卒の投手がいきなり1軍に登録され、
登板を任されることは、なかなか難しい。
しかし、高橋光成は、プロに進んでから、
球速と球種のクオリティを磨き続けており、
イースタンに登板したときは自己最速の154キロを記録した。
さらに、高校時代から切れが絶賛されていた、
フォークとスライダーの伸びも健在で、
早いストレートと球種をうまく組み立て、
要所で空振りを狙ったピッチングをできていたのだ。
渡辺SDには「ボール自体は1軍レベル」と絶賛されており、
早い時期での1軍登録も、夢ではないとされている。
さらに、高橋光成くんは、
身長も地味に伸び続けているので、
これからの将来への希望は無限に広がる。
(羨ましいです)
現在の西武には、
プロ2年目の森捕手がいるので、
近い将来10代バッテリーで、
1軍の打者に挑む光景が見れるかもしれない。
かつて高橋光成選手が、
甲子園で9者連続三振を記録し、
優勝まで駆け上がったのは2013年で、
その頃の彼は若干16歳。
しかし、自分の3年生の代では甲子園すらいけず、
優勝球児にありがちな、「燃え尽き症候群」とは無縁。
それが、高橋光成くんのプロに入ってからの、
大きな伸びにつながっているんだろうなと思います。
ただのエリートではなく、
悔しい想いを何回も重ね、
これからも高橋光成投手は、
大きくなっていくんだろうなと。
西武2軍の潮崎監督は、
高橋光成くんのことを、
「大輔ほどではないにしろ、投手に必要な能力はすべて揃っているし、体力もある。すでにピッチングになっているし現段階で高卒レベルははるかに超えている。」
と、今季中での1軍行きを思案するようなコメントを出している。
しかし、西武の育成方針に、
「焦らず、じっくり」というものがあり、
やはり、すぐに1軍に登板することにはならなそうだ。
西武は投手を育てるのがうまいチームとして評判が高いので、
このまま下でじっくり揉まれても、いつかは1軍で輝かしい姿が見れそうだ。
あぁ、最近まで高校だった選手が、
ここまで頑張っているなんて・・・。
時の流れって残酷ですね。