昨日ペナントレースが始まったばかりのセントラルリーグ。
横浜は巨人と東京ドームで交えた。

結果は、序盤に得点を許した横浜の惨敗。

しかし、負けた横浜に明るいニュースがある。

それは、先発の久保が交代した後に登場した、
プロ6年目の田中健二朗だ。

田中健二朗母

田中健二朗は巨人の長野、阿部、村田を三者凡退に打ち取った。
巨人のクリーンナップ相手に堂々たるピッチングで痺れた。

得意の縦カープのクオリティが例年とは比較にならないほど優れていた。

個人的にはそのまま最終回まで投げて欲しかったが、
次の回に打順が田中のところで代打に後藤が出された。

いやー、もっと田中健二朗のピッチングが見たかった〜!!

特に最後の村田相手の見逃し三振は爽快だったな。

この田中健二朗といえば、
今年の2月28日に母を47歳の若さでの心筋梗塞で亡くしていた。
自分は高校生の頃から田中投手を見ており、すごい感情的になって応援していた。

田中健二朗 横浜

春の甲子園で優勝したのが8年前の2007年。
夏の甲子園ではベスト4まで駆け上り、
常葉菊川のエースとして、甲子園のヒーローであった。

そんな田中がプロに入ってからなかなか名前も聞かず、
ちょっと寂しい気持ちで見ていた。

天国の母に心配かけたくないのか、
昨日の田中は、甲子園の頃のような臨場感が出ていた。

あれだけの気迫、なぜ今まで封印していたんだ?

今年こそは中継ぎのエースでも、先発でも、
なんでも良いから活躍して、
名選手に育って欲しい。

もう25歳ということで、
活躍できなければ最悪のパターンもありえる。
今年こそはしっかりと開花して・・・。

今年は特に田中健二朗から目が離せない。
今日の巨人戦にも登板するのかな?

 

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