28年ぶりの快挙!完全試合達成のロッテ・佐々木朗希の生い立ちや経歴

千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が28年ぶりの完全試合を達成しました。史上最年少での歴史的快挙に、国内外から注目が集まっています。こちらでは、千葉ロッテマリーンズ 選手 佐々木朗希投手のプロフィールや生い立ち、プロでの経歴についてご紹介します。

ロッテ・佐々木朗希のプロフィールや生い立ち

まずは、佐々木朗希選手のプロフィールからみていきましょう。

プロフィール

  • 氏名:佐々木朗希(ささきろうき)
  • 生年月日:2001113
  • 年齢:20歳(20225月現在)
  • 身長:190cm
  • 体重:85kg
  • 出身:岩手県陸前高田市
  • 出身校:岩手県立大船渡高等学校
  • 所属:千葉ロッテマリーンズ
  • ポジション:投手
  • 投球・打席:右投右打

生い立ち

小・中学校時代

佐々木朗希選手は2001113日、岩手県陸前高田市で生まれました。小学校は地元にある陸前高田市立高田小学校へ入学。しかし、2011311日、佐々木朗希選手が小学校3年生の時に東日本大震災が発生、津波にのまれて祖父母・父を亡くしました。実家も流されてしまったため、小学校4年生で大船渡市に引越し、大船渡市立猪川小学校へ転校しました。そこで地元にある少年野球クラブに入部し、野球を始めます。中学に進学後も野球部に入部。2年生でチームのエースになりました。中学校3年生では東北大会で準優勝、全国大会に出場し、自己最速の141km/hを記録しました。

高校時代

県内外の強豪校からスカウトを受けますが、「地元の仲間達と甲子園を目指したい」という想いから、大船渡高校へ進学します。高校3年生では、高校生史上最速タイとなる160km/hを記録。高校生離れした剛速球に「令和の怪物」と名づけられました。センバツ大会出場がかかった決勝戦では、故障防止のため佐々木朗希選手を出場させず、チームも敗退。この判断に、高校野球ファンから高校に苦情の電話が殺到。さらにメディアに取り上げられるなど、物議を起こしました。

2019年のドラフト会議では、

  • 北海道日本ハムファイターズ
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • 埼玉西武ライオンズ

4球団から1位指名を受け、抽選の結果、千葉ロッテマリーンズへの入団が決定しました。

ロッテ・佐々木朗希の経歴

プロ1年目

2020年に千葉ロッテマリーンズに入団。背番号の17番は、将来170km/hを投げてほしいという想いが込められています。しかし、プロ1年目の佐々木朗希選手は井口監督から「試合レベルに達していない。今シーズンはちょっと難しそう。」と言われてしまいます。一軍に帯同するものの、公式戦での登板はせず、肉体づくりに励みました。

プロ2年目

プロ2年目の2021年4月2日、ヤクルト戦で公式戦デビュー。その1ヶ月後の5月16日に西武戦でプロ初先発し、阪神戦でプロ初勝利を達成しました。CSファーストステージでは先発ピッチャーに選ばれ、チームの勝利に貢献しました。1年目の肉体強化が功を奏し、着々と結果を出していきます。

プロ3年目

3年目の2022年3月、楽天戦で164km/hを測定し、自己最速記録を更新しました。さらに4月10日、オリックス戦でプロ野球新記録となる13者連続三振、歴代タイ記録の19奪三振を記録。元巨人・槙原さん以来、28年ぶりの完全試合を成し遂げました。史上最速の14試合での達成、史上最年少(20歳5ヶ月)という驚異的な記録を樹立させました。

バッテリーを組んだのは、高卒ルーキー松川 虎生(まつかわ こう)捕手。新人捕手が完全試合を達成したのは、こちらも史上初の快挙です。記録ずくめの異例の試合となり、歴史に名を刻む1日となりました。若いバッテリーの活躍にさらなる期待がかかります。

さらに勢いは止まらず、続くオリックス戦で17イニング連続無安打と52者連続アウトとプロ野球新記録を達成しました。野球ファンの間では、史上初となる2試合連続完全試合が期待されていましたが、佐々木朗希選手の大事を取って、9回に交代されたため幻となりました。

まとめ

千葉ロッテマリーンズ 選手 佐々木朗希選手のプロフィールや生い立ち、プロでの経歴をまとめました。中学・高校時代から最速記録を計測されるなど、当時から注目選手でした。ロッテに入団後は、28年ぶり史上最年少となる20歳で完全試合を達成。さらに17イニング連続無安打と52者連続アウトと新記録を樹立。プロ野球の歴史を次々と塗り替えています。野球シーズンはこれからが本番、新たな記録が生まれそうです。佐々木朗希選手の更なる活躍に目が離せません。

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