【初心者向け】ブラックジャックの戦略とは?確率について調べてみた

ブラックジャックはタイミングごとに確率を考えてプレイしていくゲームです。最近はオンラインでも本番と同じような臨場感でゲーム(ライブブラックジャック)を楽しむことができます。また、愛好者が多く、大会が開かれることもあるみたいです(もちろんポーカーの世界大会ほど大々的なものではありません)。「21」に近い方が勝利という単純なゲームですが、手札によって次のカードを引くべきかどうか確率を考えて判断します。ゲームの中の各確率について調べてみました。確率について知っておくことで勝率を上げることができます。

ブラックジャックは「10」になる確率が一番高い

まず知っておくべきなのは、「10」が出てくる確率の高さです。ブラックジャックは通常のルールだと、1~13までのカード4セットの計52枚で行うものなので、どの数字が出てくる確率も一緒と考えてしまうと思います。しかし、ブラックジャックは絵札も「10」として扱うため、10が出る確率は16/52(約30.77%)となり一番高くなります。

10」以外の数字を引く確率は?

10以外の数字を引く確率はすべて一緒で、1/13(約7.69%)になります。知っておくべきことは、1~9と11の計10種類の確率になります。「A」はブラックジャックでは「1」または「11」と数えるルールになっています。

ナチュラル・ブラックジャックになる確率とは?

エースと10または絵札の4種類のカードが揃い「21」となることを「ナチュラル・ブラックジャック」と言います。計52枚のカードの中から最初の2枚が自分に配られ、そえがこの数字になる確率を考えてみましょう。まず、始めに配られる2枚は何通りになるかというと、52×51÷2で1326通りになります。そしてその中からエースと10または絵柄を引き当てるパターンは4×16で64通りになります。結果、ナチュラル・ブラックジャックの確率は64/1326(約4.83%)になります。

確率は常に変化する

前述で取り上げた確率は単純なものですが、ゲーム中のタイミングで確率は変化します。例えば最初に2枚のカードが配られます。この2枚がどちらもエースだったとしましょう。その場合、残りの50枚の中から次にエースを引き当てる確率は変化していることになります。このようにゲームの過程で常に確率を考えてプレイしていくことで、長期的には勝率を上げていくことができます。

バーストする確率は非常に複雑になる

ブラックジャックでは21を超えてしまうことをバーストと呼びます。このバーストになる可能性について考えてみると非常に複雑です。主に「配られた手札の組み合わせ」や「プレイヤーの人数」などの要因を考慮して計算する必要があります。たとえば、1回目のヒットでバーストする可能性を考えてみると、①「2と10を引いた場合」と、②「3と9を引いた場合」では合計値は同じ12ですがバーストする確率は異なります。なぜなら、この場合10または絵札を引いてしまった場合バーストすることになりますが、①のパターンの場合はすでに10が1枚出ているため、次に10が出る確率が少し下がっています。つまり、①よりも②の方がバーストする可能性は高くなります。この場合は①のバーストする確率は約30%、②は約32%となっています。

まとめ

今回はブラックジャックの確率について取り上げました。ブラックジャックは単純なゲームのようで、確率を考えていくと実は戦略の要素も含まれるゲームになっています。

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