2012年に三冠王を達成して以降のデトロイト・タイガースのミゲル・カブレラ選手の神秘化はすごいです。
翌年(2013年)も首位打者を獲得し、本塁打成績は前年度と同じ44本。
昨年(2014年)こそは怪我や不調によって、例年の好成績は残せなかったが、それでも3割を記録しました。
すでにベネズエラ出身のMLB選手としては歴代最高の選手で、
現役の選手の中では、最も安定した打者との呼び声が高いです。
さらには、練習熱心で真面目な努力家気質で、(筋力も純正)
チームメイト内での彼の人間性の良さは評判で、
将来的にはイチロー・ジーター・プホルスに続いて、
ミゲルカブレラ選手は「殿堂入り確実」と言われています。
怪我した今年(2015年)のミゲルカブレラは欠場数で成績が危機?
ミゲルカブレラ選手は昨年2014年は右足首の違和感と戦う一年を過ごしました。
そして、シーズンオフになると、10月24日に右足首の手術を受けました。
今年のシーズン開幕にこそは間に合いましたが、
打率こそは安定したものの、ホームラン数は落ち着いていました。
ホームランは例年よりも落ち着いていても、
タイガースの中軸の選手として、十分な働きを見せ、
打率・打点と共にアメリカンリーグの成績の上位を維持してました。
しかし、今年7月の頭に今度はふくらはぎの怪我で離脱。
ミゲルカブレラさんは現役で初めての故障者リストに入ったのです。
怪我で離脱するまでに、打率は3割半ばをキープ。
本塁打数を巻き換えせれば、再び三冠王を狙える位置にいました。
その中での怪我で、多くのファンが長年続いていた、
ミゲルカブレラさんの好成績への不安を募らせました。
しかし、ミゲルカブレラさんは故障者リスト入りから、
すぐに現場復帰し、8月にはベネズエラ選手史上最高の通算本塁打を記録し、
再び、MLBの話題のトップに名乗り出たのです。
しかし、ミゲルカブレラ選手は規定打席到達ギリギリで、
復帰から活躍したとしても、今年の好成績が危ういのです。
(それでも並の選手以上ではありますが)
怪我から復帰したミゲルカブレラの2015年の成績を予想
2015年の8月22日時点のでミゲルカブレラ選手の成績は、
打率.363 本塁打 16本 打点 59 です。
現在の打数は303打席なので、
その中での成績だと考えるとすごいですが、
このままタイトルを取るのは厳しいとされています。
もし、規定打席を達成したとしても、
今年のミゲルカブレラさんが狙えるタイトルは、
首位打者ぐらいになることでしょう・・・。
現時点でのアメリカンリーグのタイトル争いのトップは、
打率トップはインディアンズのキプニスの打率.324。
本塁打トップはマリナーズのクルーズの37本。
打点トップはブルージェイズのドナルドソンの94打点です。
ミゲルカブレラ選手の「打率.363 本塁打 16本 打点 59」が、
復帰したばかりの今からタイトルを狙うのが難しいことが分かります。
ただ、打率に関しては、規定打席に達せれば・・・と、
ちょっとだけ希望をもってしまいます。
現在のミゲルカブレラさんは32歳。
野球選手としてのピークを迎えるカウントダウンが始まってます。
本人は打撃タイトルよりもチームがワールドシリーズを制覇することをモチベーションにしてるようなので、
それまでに、タイガースの歯車がミゲルカブレラと共に合い、最終的にはワールドチャンピオンに輝いてほしいです。