先日オリックス戦にてプロ初勝利を挙げた、
千葉ロッテの木村優太投手。
彼は、プロに入団して7年目にして始めての勝利を挙げた。
木村優太さんの野球人生は波乱の連続!
社会人リーグでの挫折や、
横浜への入団拒否。
さらには、裏金問題で、社会人リーグを、
約1年の謹慎処分。
2008年には、
念願のロッテにドラフト1位で入団するが、
なかなか1軍に昇格することが難しく、
1軍に上がったとしても、成果を残せずにいた。
ネット上のロッテファンの、
毎年の戦力外候補に、
毎回、木村優太さんの名前が挙がっていた。
ファンの予言通り、
本当に今年活躍できなければ、
木村優太さんは戦力外になっていたことだろう・・・。
木村優太さんは今年で29歳。
さらにプロ7年目の選手であり、
まさに崖っぷちの野球人生であった。
今季は、ロッテのローテーションを守ってきた、
唐川選手や藤岡選手が2軍に降格されたこともあった、
開幕早々に、木村優太投手には登板のチャンスが回ってきた。
そして、昨日のオリックス戦では、
念願の先発のマウンドを任され、
5回1失点の好投で、プロ初勝利。
プロ7年目にして、
初めての白星を残した。
勝利後のインタビューでは、
「長かった。
やっと勝てたな”という気持ち。
良いこともあれば、悪いこともある。
勝ってしまえば、
今までのことはもう忘れてもいいかな」
と、今後の野球人生に向けて、
前向きなコメントを残し、
ずっと支えてくれた伊藤監督の横で、
誇らしげな笑みを浮かべ、
感謝の気持ちを噛み締めた。
自分は、こういう苦労して1軍から這い上がってきたような選手は好きなので、
これからも、負けずに、ロッテのローテを守り、
唐川投手や藤岡投手が1軍に復帰しても、
チームにとって、必要な先発投手であり続けてほしいです。