今年も多くの日本人選手がアメリカ挑戦?メジャー移籍が噂される選手2選

MLBのオーナー会議が行われ、加熱するストーブリーグ。その中心にいるのは間違いなく2023年、ロサンゼルス・エンゼルスをFAとなった大谷翔平選手でしょう。

そしてNPBからも毎年のようにMLB挑戦、活躍を見せてくれている日本人選手が多くおり、今年もWBCで世界から注目された投手がMLB挑戦を宣言し、プロ野球 移籍が期待されています。

そこで今回はメジャー移籍が噂、確実視されている投手2名について紹介していきます。

今年メジャー移籍が噂されている選手

今年、メジャー移籍すると言われているのが

  • 山本由伸(オリックス)
  • 今永昇太(DeNA)
  • 松井裕樹(楽天)
  • 上沢直之(日本ハム)

の4名です。その中でも高額移籍、活躍が期待される山本由伸投手、今永昇太投手についてまとめていきます。

山本由伸

押すに押されぬ日本のエースです。3月に行われたWBCでは予選ラウンドのオーストラリア戦で先発登板、準決勝のメキシコ戦では0-3の5回から第二先発として登板。失点こそしたものの、チームに流れを呼び込む投球を見せました。

WBCに向けた急ピッチな調整により成績を大きく落とす選手がNPB、MLB問わず続出した2023年シーズンでも山本投手はどこ吹く風で、無双。16勝、防御率1.21、奪三振169、勝率.727で各指標パ・リーグトップとなり、3年連続で投手四冠を記録しました。

アメリカでの期待値、注目度も高い!

山本由伸投手は今オフのFA選手・先発投手の中で1位、FA選手を階級で分ける指標で、ティア2に入り、期待値の高さが伺えます。ちなみに、大谷翔平選手が唯一のティア1となっており、これはMLB市場でも非常に稀なことだそうです。

ティア2にはコディ・レアベリンジャー選手(ドジャース)とマット・チャップマン(ブルージェイズ)MLBを代表する野手が位置付けられています。

山本由伸に対する記者の評価は?

山本投手についてMLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は「日本からメジャーに来る他の選手たちと同じく、どう変化していくかはミステリー」と前置きした上で、「この右腕は過去数年間で日本球界の最高の投手で、彼と契約するチームにとって違いを生み出す選手になる」と評価しています。

今永昇太

WBC決勝でアメリカ相手に2回1失点で勝利投手となったことで、MLBでも注目の投手となりました。特に、前年度ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミット選手から三振を奪った外角低めのスプリットは圧巻だったと報じられています。

20年シーズン中に左肩の手術を受けたことはネガティブな要素ではありますが、22年と23年の2シーズンで43試合に登板し、18勝8敗、防御率2・53、291回2/3で306三振を奪っており、WBCで怪我人が続出した23年シーズンもシーズンを通してローテーションを守ったことで、身体の強さを見せています。

MLBの評価は?

MLB公式サイトのジョン・モロシ記者は「イマナガの空振りを奪う能力は、スカウトにとって魅力的に映る」と伝え、「ヤンキース、ドジャース、カージナルスが注目するだろう」と球団名を挙げています。

今シーズンのMLBへのプロ野球 移籍は前述の山本由伸投手が非常に高い評価を受けていますが、今永投手は年齢の面がネックとなり、山本投手に次ぐ評価となっています。

契約は110億円を超えるとの予想も

米スポーツ専門メディアのアダム・ウェルズ記者は5年7500万ドル(約112億1000万円)のような契約が待ち受けているかもしれない」と、同年齢でメジャーに挑戦したメッツの千賀滉大投手の契約を基に予想を立てています。

期待値はカーショー投手と同じ!

MLBは今永昇太投手について今オフのFA選手・先発投手の中で8位、ティア3としています。

このティア3というのは、元DeNAで今季24本塁打のグリエル外野手(ダイヤモンドバックス)、通算210勝左腕カーショー(ドジャース)らと同評価となっています。

最後に

今回はプロ野球 移籍でMLBに挑戦、高額移籍、大活躍が期待される山本由伸投手、今永昇太投手についてまとめてきました。

2名とも日本での実績、国際大会での実績も抜群で、注目度の高さも伺えます。

大谷翔平選手を含めた3名がMLBストーブリーグの中心にいるのは、同じ日本人として誇らしいですよね!

どこのチームで活躍するのか、今から楽しみです!

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