
ドジャースのダルトン・ラッシング選手は、打撃力を評価されてきた若手捕手です。左打ちの強打者として注目され、捕手だけでなく打線の厚みを増やせる存在として期待されています。
2026年には大谷翔平選手とのバッテリーでの出来事が話題になったほか、右肘の怪我による戦線離脱も報じられました。この記事では、ラッシング選手のプロフィールや成績、大谷選手とのエピソード、怪我の状態と復帰時期の見通しを紹介します。
ド軍の捕手ラッシングってどんな選手?
ラッシング選手は、ドジャースが将来を期待する若手捕手の1人です。捕手として守備経験を積みつつ、左打ちのパワーを生かしてチームに貢献することが期待されています。
ラッシングのプロフィール
ダルトン・ラッシング選手は、2001年2月21日生まれのアメリカ出身です。テネシー州メンフィスで育ち、ルイビル大学を経てプロ入りしました。
2022年のMLBドラフトでは、ドジャースから2巡目、全体40位で指名されています。右投げ左打ちで、主なポジションは捕手です。2025年5月15日にメジャーデビューを果たし、背番号は68番を着けています。
打撃が魅力の若手捕手
ラッシング選手の大きな持ち味は、捕手としては貴重な左打ちの打撃力です。マイナーリーグ時代から長打力と出塁能力を評価され、打席で粘れるタイプとして知られていました。
2025年はAAA級オクラホマシティで35試合に出場し、打率.308、5本塁打、19打点を記録しています。若手捕手は守備面の成長に時間がかかることも多いですが、ラッシング選手は打撃面で早くから存在感を示してきました。
ドジャースでの成績は?
ラッシング選手は、2025年にドジャースで53試合に出場し、打率.204、4本塁打、24打点を記録しました。メジャーの投手と対戦する中で苦戦もありましたが、捕手として実戦経験を重ねたシーズンです。
2026年は74試合に出場し、打率.253、12本塁打、36打点をマークしています。前年より打撃成績を伸ばし、長打力を見せる場面も増えました。正捕手のウィル・スミス選手を支える存在として、今後の成長が期待されています。
ラッシングと大谷に何があった?
ラッシング選手は、大谷翔平選手が投手として登板した試合で捕手を務める機会がありました。その試合では若手捕手らしいミスが注目されましたが、大谷選手の対応もファンの間で話題になりました。
大谷とバッテリーを組んだ試合でミス
大谷選手が登板した試合で、ラッシング選手は捕球や配球面で思うようにいかない場面がありました。二刀流として登板する大谷選手の球を受けながら、試合展開に合わせてリードすることは、経験の浅い捕手にとって簡単ではありません。
捕手は投手の球を受けるだけではなく、相手打者の傾向、走者の動き、守備位置、得点差などを見ながら判断する役割があります。1つのミスだけで能力を判断するのではなく、経験を積みながら成長していく段階と考えられますね。
落ち込むラッシングに大谷が声かけ
ミスの後、ラッシング選手が落ち込んだ様子を見せた際に、大谷選手が声をかけたことが話題になりました。試合中に投手と捕手が会話を重ね、気持ちを切り替えることはバッテリーにとって重要です。
大谷選手にとっても、捕手との信頼関係は投球内容に影響する大切な要素です。若手捕手が緊張しすぎず次のプレーへ集中できるよう、声をかける姿はチームメイトとして自然な対応だったといえます。
試合後にラッシングが反省
ラッシング選手は、試合後に自分のプレーを振り返り、改善点を意識していたとされています。捕手は失点や投球内容に関わるため、責任を強く感じやすいポジションです。
ただし、ミスを反省しながら次の試合に生かすことが、若手選手の成長につながります。大谷選手をはじめ、ドジャースの実力ある投手陣とバッテリーを組む経験は、ラッシング選手にとって大きな財産になるでしょう。
ラッシングの怪我の具合は?
ラッシング選手は2026年8月、右肘の内側側副靱帯であるUCLを部分断裂したと診断されました。捕手は投手への返球や盗塁阻止の送球を何度も行うため、右肘の状態は守備復帰に大きく関わります。
右肘のUCLを部分断裂
UCLは肘の内側を安定させる靱帯で、投球や送球を繰り返す野球選手に負担がかかりやすい部位です。ラッシング選手は右肘のUCLを部分断裂し、まずは4〜6週間ほど送球を控える見通しとされました。
送球ができない期間は、捕手としての守備には就けません。一塁手や外野手として起用される場合にも送球は必要になるため、守備面での復帰には慎重な調整が必要になります。
手術の必要はなし
ラッシング選手は、現時点では手術を受けず、休養とリハビリで回復を目指す方針とされています。断裂の程度を見極めながら、肘への負担を減らした状態で治療を進めることになりそうです。
ただし、UCLの怪我は症状や回復状況によって対応が変わります。痛みがなくなったとしても、すぐに強い送球を再開できるわけではありません。チームのメディカルスタッフと相談し、段階的に復帰を目指すことが大切です。
現在は打撃練習を再開
ラッシング選手は、右肘の怪我を抱えながらも打撃練習を再開しているとされています。送球と比べて肘への負担を調整しやすい打撃であれば、状態を確認しながら実戦復帰への準備を進められる可能性があります。
ドジャースは、左打ちの代打要員としてシーズン終盤に起用する可能性も検討しているとみられます。
ラッシングはいつ復帰する?
ラッシング選手の復帰については、打者としての起用と、捕手としての守備復帰を分けて考える必要があります。打撃練習を再開できていることは前向きな要素ですが、捕手として強い送球を行うまでには時間がかかる可能性があります。
捕手としての復帰は不透明
ラッシング選手は送球を4〜6週間控える見通しであり、2026年シーズン中に捕手として復帰できる可能性は高くないとされています。捕手は投手への返球だけでなく、盗塁を阻止するための強い送球も求められるためです。
打撃練習ができる状態になっても、捕手として実戦へ復帰するには、肘の状態だけでなく送球の強さや正確性も確認する必要があります。復帰を急ぐより、長期的にプレーできる状態へ戻すことが優先されるでしょう。
ロートベット捕手を獲得
正捕手のウィル・スミスに加え、代役だったラッシングも負傷離脱により、捕手層の薄くなったドジャースはベン・ロートベットをトレード期限に再獲得しました。
すでに8月19日のロッキーズ戦で、先発マスクを被った捕手がロートベットが急遽途中出場しています。
まとめ
ダルトン・ラッシング選手は、2022年ドラフト2巡目でドジャースに入団した若手捕手です。左打ちの長打力を持ち、2026年は打率.253、12本塁打、36打点を記録し、打撃面で成長を見せました。
大谷翔平選手とバッテリーを組んだ経験は、捕手としての成長につながる貴重な機会になったと考えられます。一方で、右肘のUCL部分断裂により、捕手としての復帰時期は不透明です。手術を回避しながら回復を目指しており、まずは打者としての復帰が注目されます。








