9月に入っても、まだまだ暑い日が続く、今日この頃。日本の夏は、暑い上に湿気がすごいので、赤道付近に住んでいる人でも日本の夏の厳しさにはしばしば驚かれる程です。
そんな夏場は、魅力的なイベントが目白押し。ただ、いざ出向くと人が沢山で・・・。想像しただけで汗が出てきます。そんな悩みを解消すべく、数年前から持ち運べるハンディサイズの携帯扇風機を見るようになりました。
そこで今回は、様々な携帯扇風機やその選び方をご紹介したいと思います。
タイプ別!携帯扇風機の特徴
携帯扇風機は、大きく分けて形状が3種類に分かれています。タイプ別にご紹介していきましょう。
手持ちハンディタイプ
文字通り、手にもって顔など冷やしたい場所に向けて直接風を送るタイプです。韓国で大流行したことを機に、携帯扇風機の火付け役になりました。比較的値段が安いものが多く、また持ち手の部分がモバイルバッテリーになっているタイプも人気です。持ち手の大きさや素材、カラーバリエーション等、アイテム数が多いのも魅力の一つです。
固定タイプ
ハンディ機能も保ちつつ、カバンの持ち手やベルトに着けたり、折りたためて卓上扇風機としても使えるタイプです。最も汎用性が高く、移動時だけでなく移動先で固定して使うことも出来ます。クリップ式、折りたたみ式、巻き付け式など、実に様々なタイプがあり、探していると「なるほどこの手があったか」と唸るような商品もあります。
首掛け式
移動、定置問わず、両手を開けたまま確実に首から上に風を送れる優れものです。最近では、ネックバンド全体に吹出口がついているモデルが多いので、首と顔が同時かつ広範囲に涼むことができます。野外や冷却設備のない場所で長時間作業をする人や、ウォーキングやランニングを楽しみたい成人の方におすすめです。
携帯扇風機の選び方
それでは、携帯扇風機を購入する上でのチェックポイントを見ていきます!
送風能力
特にこだわりたい部分は、次の2点という方が多いのではないでしょうか。
- どういう目的で使うか、それに必要な送風能力が備わっているか
- 風力調整機能が備わっているか
個人差が出るので、店頭に行っていろんな商品を試してみましょう。
サイズ・重量
実際に自分が使う場所、持ち運ぶときに収納しておく場所に適したサイズ・重量かどうかは確認しておきたいところです。気をつけたいのは、ハンディタイプは手に持ったフィット感、首掛け式は皮膚への接地面が広く、首への負担に個人差が出てくるので要注意です。
駆動時間・給電方法
ほとんどの人がUSB扇風機を購入するでしょうが、自らの用途に合わせて駆動時間を考えましょう。基本的に駆動時間が長い=電池が大きく重くなる、もしくは値段が上がる傾向にあります。
また、内臓バッテリーは毎日何時間も使用するようだと摩耗して駆動時間が短くもなってきます。野外での使用が多くなる場合は、最低5~6時間のものを購入することをお勧めします。
さらにモバイルバッテリー機能を搭載したモデルも多く登場しているので、そちらとの兼ね合いも考慮しましょう。
給風方法・駆動音
羽ありと羽なしタイプがありますが、羽ありの方が安く、羽なしの方が比較的スッキリしたデザインのものが多いです。ただ、羽なしタイプも扇風機内部に羽があるので、騒音に関しては羽のあり・なしは関係ありません。作業に集中したくて涼むために買ったのに、うるさくて集中できなかったら本末転倒ですよね。
店頭でいくつか試した際に、騒音のdbを確認し、参考にしましょう。
デザイン
「人の好みだから自由にさせろ!」と言われるかも知れませんが、私服で友達と遊びに行くときに使う、職場のデスクで使う、畑仕事や日曜大工で使うなどなど、その場に合わせたデザインで自分の好みのものを選んでQOLを上げていきましょう!
値段
安いものだと数百円ですが、高いものだと5,000円程のものも珍しくありません。全体的に2,000~3000円台が最も多いです。今回ご紹介した要素を踏まえ、しっかりリサーチしてみてください。
番外編:サーキュレーターって?
新型コロナの流行で突然この言葉を聞くようになりましたよね。扇風機は『人が涼む』ことを目的としているのに対して、は『空気の循環を作りだす』事を目的としています。なので当たり前についている首振り機能等がなく、一点集中して強い風を送り込む事に特化したものが多いです。最近では照明機能のついたサーキュライトなるものも出てきていますよね。
最後に
今年の夏シーズンもそろそろ終わりに近づいてきており、来シーズンこそはコロナを気にせずスポーツ観戦や野外音楽フェスに行くぞ!と意気込んでいる方も多いはず。
そんな方には、型落ちし始める、このタイミングでの購入をおすすめします。ちなみに、サーキュレーターなんかも狙い目です!携帯可能な小型サイズの扇風機で、残暑を快適に過ごして下さね!