
2023年に高校通算本塁打記録を樹立し、甲子園出場も果たした佐々木麟太郎。プロ志望届をだしたら競合確実と言われた逸材ですが、プロ志望届を出さず、なんとアメリカ・スタンフォード大学への進学が決まり、世の中を驚かせました。
そんな佐々木麟太郎選手ですが、どんな経歴を歩んできたのでしょうか。徹底的に調査、まとめていきます!
佐々木麟太郎 基本プロフィール
氏名:佐々木麟太郎(ささきりんたろう)
生年月日:2005年4月18日
出身地:岩手県
身長/体重:184cm/113kg
所属チーム歴:江釣子ジュニアスポーツ少年団 - 金ケ崎シニア - 花巻東高
※身長/体重は(2023年6月30日時点)
佐々木麟太郎 兄弟として千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手と噂されましたが、全く関係ありません。
選手としての特徴・プレースタイル
佐々木麟太郎選手の持ち味は恵まれた体格から繰り出され、高校通算140本塁打を記録した長打力です。
MLBで活躍する大谷翔平選手や菊池雄星選手らMLB 日本人選手を輩出した岩手県の強豪・花巻東高校では1年時からレギュラーを務め、本塁打を量産しました。一方で成長途中の身体がついていけず、足の疲労骨折や胸郭出口症候群など、高校3年間は故障との戦いでした。
佐々木麟太郎 経歴
佐々木麟太郎選手の経歴をまとめます。
小・中学校
江釣子小学校1年時に江釣子ジュニアスポーツ少年団で野球を始めました。江釣子中では大谷翔平選手の父・徹氏が監督を務める金ケ崎シニアでプレーし、東日本選抜大会優勝、北東北大会優勝に貢献しました。
高校
佐々木麟太郎選手の父・洋氏が監督を務める花巻東高校に進学すると、1年春からレギュラーを勝ち取りました。夏は惜しくも甲子園出場を逃しましたが、秋の岩手大会、東北大会を制して明治神宮野球大会に出場すると、3試合で打率6割、2本塁打、9打点という鮮烈な全国デビューを飾りました。
翌年のセンバツに出場しましたが、その後は全国大会の出場はなく、3年生の夏、ついに甲子園に戻ることに成功しました。
佐々木麟太郎 主な戦績
中学2年(2019年)
東日本選抜大会優勝・北東北大会優勝
高校1年(2021年)
春 岩手大会優勝(東北大会は中止)
秋 岩手大会優勝、東北大会優勝
明治神宮野球大会 ベスト4
高校2年(2022年)
春 センバツ
岩手大会優勝、東北大会ベスト8
秋 岩手大会優勝、東北大会2回戦
高校3年(2023年)
春 岩手大会優勝、東北大会ベスト8
夏 岩手大会優勝
甲子園ベスト8
かごしま国体出場
佐々木麟太郎 進路決定の理由は孫正義
花巻東高校を卒業してスタンフォード大学に進学する佐々木麟太郎選手は2024年3月9日放送の日本テレビ「Going!Sports&News」に出演し、進路を決めた理由を語りました。
高校卒業後の選択肢が4つ
佐々木選手は進路について
- 日本の大学
- 日本プロ野球
- アメリカの大学
- メジャー球団
以上4つあったそうです。
最終的にアメリカの大学に決めた要因については
「人生長期的に見なきゃいけないっていう。短期的なことは見ないで、長期的に最後(自分が)幸せになる生き方をしなさいと監督(父親)に言われていた」と話していました。
最終的な決め手は孫正義
さらに佐々木選手が進学を決意した決め手になった要因の一つとして孫正義さんへの憧れがあったそうです。
「(将来的に)野球が終わった後のことも考えたので、うまくスポーツとビジネスを融合して社会貢献できる人間になりたいと思ってます。勉強でもすごいレベルの高い大学なんですけど、それを覚悟でスタンフォードで学ぶのが一番価値あると、最後自分で判断しました」と話しています。孫正義氏は高校中退して渡米し、カリフォルニア大バークレー校を卒業した後に今の地位を築きました。そんな孫氏のように野球だけでなく、ビジネスを両立できる人材になっていくのでしょう。
最後に
今回は佐々木麟太郎のプロフィールとこれまでの経歴をまとめてきました。
プロ入りをせず賛否両論もありましたが、新しい道を切り開いていくことになります。アメリカの大学で活躍し、いつか高校の先輩でもある大谷選手や、菊池投手との対決というのも楽しみですよね!