NPBで圧倒的な投球を続け、遂にメジャー挑戦を果たした山本由伸選手。メジャーでもそのポテンシャルを思う存分発揮していますよ！
今回は山本由伸選手の現在の成績などについて紹介します。
山本由伸の現在の成績は？
山本由伸選手の2024年シーズンの成績は、5月8日の登板が終わった時点で8試合、42イニングを投じ、防御率2.79となっています。この数字はナ・リーグで9番目の数字となっていますよ。勝敗は4勝1敗、QS(6回以上3失点以内)も4度達成しています。
韓国で行われたデビュー戦ではまさかの1イニング5失点KO、防御率45.00でスタートしましたが、その後は好投を連発。現在の数字以上の好印象を持っているファンも多いのではないでしょうか。
5月8日には8回2失点の好投！
デビュー戦で黒星を喫して以降、自身に黒星はついていない山本由伸選手。4月7日に初勝利、4月26日からは自身登板試合で目下三連勝中です！
今のところ100球を目処に交代していることもあり、これまでは最長6イニングだった山本由伸選手。ですが5月8日のマイアミ・マーリンズ戦では8回を97球にまとめ2失点、自身最長イニングで勝利投手となっています！
ところで、日本のバスケットボール選手、富樫勇樹 年俸は1億円と言われていますが、山本由伸選手の年俸はどれくらいなのでしょうか。
山本由伸が4連勝！メジャーデビューの“惨劇”から一転、投球に訪れた“変化”とは（SmartFLASH） - Yahoo!ニュース
山本由伸の年俸は？
山本由伸 選手はメジャー挑戦にあたって、ロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドル(日本円で約465億円)の契約を結んでいます。山本由伸の年俸は38億7500万円程ということになりますね。
3億2500万ドルという契約はMLBの投手では史上最高額と言われています。これまでの最高額は、ゲリット・コール選手がニューヨーク・ヤンキースと結んだ9年総額3億2400万ドルだったのですね。
尤も、12年もの長い契約期間の中には、6年目、8年目の終了時に契約を破棄できるオプトアウト条項も含まれており、山本由伸選手が12年の契約を全うするかは分かりません。
山本由伸に対する海外の反応は？
大いなる期待と多額の契約を背負ってドジャースの一員となった山本由伸選手。そのため、最初の登板で大炎上した際には厳しい声も多く見られました。特にストレートを痛打されていたことから、「彼の速球はメジャーリーグのレベルに達しているとは言い難かった」と酷評する人もいましたよ。
以降、山本由伸選手が先発を繰り返し、その成績が向上していくにつれてその評価も上がっていきました。
今やドジャースファンの誰もが「無くてはならない存在」と思っている
その評価が極まったのは、8回2失点を成し遂げた5月8日の試合。ドジャース専門メディア「Dodgers Nation」は、山本由伸選手の自己最長8イニング投球、それも100球にも満たない投球回でそれを成し遂げたことについて、「この男は本物だ！」と絶賛しました。
実はこの試合でようやく本拠地での初勝利となった山本由伸選手。8回を投げきった際には、ドジャースファンは総立ちで山本由伸選手を出迎えました。
メジャーデビュー当初山本由伸選手についてまわった雑音を実力で一掃してみせた山本由伸選手。もはやドジャースにとって無くてはならない存在なのでしょう。
山本由伸の輝かしい経歴
山本由伸選手は2016年にドラフト4位でオリックス・バファローズに入団、2018年にリリーフとして54試合に登板すると翌年からは先発として活躍しました。
2021年から2023年までは勝利数、勝率、奪三振数、防御率の4部門でリーグトップの成績を叩き出すと、3年連続での沢村栄治賞、リーグMVPを達成。バファローズのリーグ三連覇にも大いに貢献し、無双とも呼べる活躍を見せました。
2019年プレミア12、2021年東京オリンピック、2023年WBCで日本代表入りし、全ての大会で金メダルに貢献するなど、代表歴も豊富ですよ。
最後に
今回は山本由伸選手の現在の成績などについて紹介しました。
新人王の期待もかかる山本由伸選手。これからの活躍にも要注目です！
