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【巨人】丸佳浩は引退するの?年棒はいくら?2025年の成績と紹介!

広島東洋カープから読売ジャイアンツにFA移籍し、長年にわたって第一線で活躍を続けている丸佳浩選手。2025年現在36歳という年齢で、野球選手としてはかなりの高齢になってきましたが、引退の時は近いのでしょうか。

今回は丸佳浩選手の引退の噂や年俸、2025年の成績などを紹介します。

丸佳浩は引退するの?

近年はNPBのどの球団も「チームの若返り」に重きを置くようになっており、ベテラン選手にとっては苦しいオフとなることが増えています。ジャイアンツでもトップクラスのベテラン選手となった丸佳浩選手も、当然引退がよぎるような年になってきました。事実、本人も現在の自分について「もう、線香花火の最後の方」と語っています。

ひとまず、2025年シーズンのうちに引退を発表したり、構想外の選手として告知されることはなかったので、来年も選手を続ける物と思われます。成績的には、今年の丸佳浩選手はどういったものだったのでしょうか。

丸佳浩の2025年の成績は?

丸佳浩選手の2025年の成績は、143試合中90試合に出場し、打率.267、出塁率.345、本塁打6本、盗塁5つ(盗塁死4つ)、打点26、.OPS744というものでした。2011年から毎年続けてきた「100試合以上出場」も途切れ、打率や出塁率も前年よりは数字を落とす形となりました。本人が物足りなさを感じるのも無理はない、という感じではありますが⋯⋯この成績を見ると寧ろ「引退はまだ遠いのかも」という気もしてきますね。

巨人で4番目に多い打席数をこなした

今年のジャイアンツにおいて、丸佳浩選手の369打席という数字はチームでも4番目に多い数字なんです。OPS.744も、ある程度の打席数をこなした選手の中では5位の数字、チームの中では未だ丸佳浩選手は強打者の部類なのですね。

近年のプロ野球では投高打低が急激に進んでいる傾向にあり、丸佳浩選手がシーズン3割を記録しMVPに輝いた2017年や2018年と比較すると、打者が率を残すのも難しい環境となっているのです。今年の打率.267という数字も、高めの数字だと言えるのですね。外野手として守備にもしっかりつけていますし、まだまだチームに必要な選手でしょう。

2025年は怪我の影響を受けた

2024年に138試合に出場し、ジャイアンツのリーグ優勝に貢献した丸佳浩選手ですが、2025年シーズンは3月22日のオープン戦で右脚を痛め、右大腿二頭筋筋損傷で開幕前に離脱することとなりました。シーズン開幕直前での怪我ということもあり、シーズン出場試合数に大きな影響を及ぼすことに。結果的に一軍復帰は5月27日まで遅れました。そこから90試合に出場したということは、一軍復帰後はほぼ全ての試合に出場していたということになりますね。

史上最遅でのサイクル安打を記録

6月に月間打率.286、7月に.296と活躍した丸佳浩選手ですが、8月に.237、9月に.246と数字を落としてしまい、やはり体力的な問題が影響しているのではないかと見る声もあります。ベテラン選手ということで、休養を挟みながらの出場も考えなければいけない時期なのかもしれません。

一方で、8月19日の東京ヤクルトスワローズ戦では史上72人目、77回目となるサイクル安打を達成。一試合でヒット、ツーベース、スリーベース、そしてホームランの全てを打つという記録であり、36歳4ヶ月での達成は歴代4番目の年長記録、プロ入り18年目での達成は歴代最遅記録なのですね。

出展:テレ東スポーツ

丸佳浩の年俸は?

丸佳浩選手の年俸推移は以下のようになっています。なお、年俸の数字はいずれも推定の物であることに注意してください。

シーズン年俸
2008500万円
2009500万円
2010550万円
2011600万円
20121700万円
20132300万円
20145100万円
20159000万円
20168500万円
20171億4000万円
20182億1000万円
20194億5000万円
20204億5000万円
20214億5000万円
20224億5000万円
20234億5000万円
20242億8000万円
20253億2000万円

丸佳浩選手は、2007年のドラフト(当時の制度である高校生ドラフト)で広島東洋カープから3位指名を受けプロ入り。契約金4000万円、年俸500万円でキャリアをスタートしました。

高卒の野手ということもあり、入団後しばらくは一軍での出番もなく、年俸にも大きな変化はありませんでした。プロ入り3年目にようやく一軍で14試合出場し、2010年の更改では600万円になっていますね。

2011年にブレイク

プロ入り4年目に一気に131試合まで出場試合数を増やし、規定打席にも到達、ブレイクを果たした丸佳浩選手。同年のオフに600万から1700万まで年俸が上がると、その後も成績、年俸共伸ばしていき、2014年に全試合出場でキャリア初のシーズン打率3割、出塁率4割を記録、同年には5100万円から9000万円までアップしましたよ。ただ、2015年は成績を落としてしまったため、同年オフの更改では500万ダウンの8500万円となっています。

3連覇で年俸上昇

2016年から2018年にかけて、カープは3連覇を達成するなど黄金期に入っていました。鈴木誠也選手や「タナキクマル」の活躍で強力打線を形成、この「マル」が丸佳浩選手であり、3年間3割前後の打率を残す大活躍で2017年、2018年にはシーズンMVPを獲得しました。

年俸面では、2016年のオフに8500万円から1億4000万円へ、2017年のオフには更に2億1000万円へと上昇。そして2018年のシーズン中、丸佳浩選手は国内FA権を取得し、オフにそれを行使。ジャイアンツや千葉ロッテマリーンズが獲得に名乗りを上げ、争奪戦に発展しました。

FAで倍以上に増加

最終的に丸佳浩選手は年4億5000万円×5年という大型契約でジャイアンツに入団。契約の規模の大きさはそのまま期待の現れでしたが、丸佳浩選手はその大きな期待にしっかりと応え、2019年、2020年のジャイアンツ連覇に大いに貢献しました。5年契約の最終年であった2023年には少し成績を落としてしまい、同年オフは2億8000万円で更改、年俸変動制の2年契約を新たに結びました。2024年は成績を再び上げ、4000万円の昇給を掴み、3億2000万円で2025年シーズンに臨んでいましたよ。

最後に

今回は丸佳浩選手の引退の噂、2025年の成績、年俸について紹介しました。2年契約を終えた丸佳浩選手はジャイアンツと新たに契約を結ぶこととなります。今年の成績であれば少しのダウン提示がされるものと思われますが、丸佳浩選手がどういった数字で更改するのか、注目が集まります。丸佳浩選手の来シーズンの活躍にも、今から期待したいですね。

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