メジャーリーガーたちの年金制度は厳しい

プロアスリートは個人事業主という扱いになるので、

年金を貰えるだけ、御の字だったりするが、寿命の短い仕事である。

 

MLB機関には年金制度が存在するが、その受給条件は厳しいものだ。

 

年金の満額は2000万円なのだが、

メジャー(1軍)登録の年数10年が満額の条件だ。

そこからは下はスライド式で下がっていく、

9年で900万、8年で800万、7年で700万、

6年で600万、5年で500万

それ以下(4年)は貰えない・・・

 

怖い!メジャーに登録さてることが、どれだけ大変なことなのか。

5年も登録されていれば、ファンの誰もが知る選手となっているはずだ。

満額の10年なんでイチローやジーター、プホルスのような超1流選手しか貰えないはずだ!

 

その受給されてる時期は60歳以降、野球選手は寿命が短いので、

10年生きれば、2億もらえた!って感じだ。

現役中に大金を稼ぐ、彼らの金銭感覚からいえば、虚しい額だろうな。

 

アメリカ社会は勝ち組には優しいが、負け組に厳しい。

その現実は、こういうスポーツ機関にも表れている。

ちなみにメジャーの年金の運営は安定しており(日本プロ野球と違って)

ほぼ、確実に年金が受け取れると考えても良いだろう。

その背景には、過去にストライキや、選手会とのバトルもあったせいなのだ。

自己主張が大切な国だということや、アメリカの在り方が、

このメジャーの年金制度だけで語れてしまう。